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株式会社 松本設計室は建築・構造・設備設計を完備する一級建築士事務所です。
様々な用途の建物の企画・設計・施工監理を行います。
土地利用、建築に関する各種申請業務・調査を行うコンサルタントです。

 株式会社松本設計室は、昭和58年(1983)の設立以来、大型商工業施設や公共施設を中心とした建築設計の監理やリニューアルを担う総合設計事務所として、数多くの建築設計に取り組んでまいりました。しかし、ひとことで「建築設計」と概括するだけでは、弊社の業務内容を具体的にイメージすることが難しいように思われます。したがって、以下においては、建築設計がどのような専門分野から構成されているか、弊社がこれまでに取り組んできた課題について簡潔に述べさせていただきたいと思います。
 一般的に建築設計の業務は、大きく分けて3つの専門分野から構成されています。
1つ目は、建物の美しさや優れたデザインを追求する<意匠設計>の分野。2つ目は、地震や台風、降雪などに対しその建物の安全性の根拠を構造計算により証明し構造図を作成する<構造設計>。3つ目は、建物に付帯する設備(電気設備、機械設備)について安全性や快適性を検討し、火災時においても消防法に基づいて必要な消火設備などを設計し設備図を作成する<設備設計>の分野です。
総合建築設計事務所ではない設計事務所は、以上3つの分野のうちの特定分野を専門とする事務所であり、みずからの専門とする分野の範囲内で、施主と契約者が統括者として建築設計の監理を行っています。しかし、設計の契約者が特定分野のみを専門とするがゆえに、専門以外は他社に委託している場合が見られ、建築設計を単一の契約者が包括的に監理することができず、建物の設計・工事をスムーズに進めることができないなど、施主が不利益をこうむる場合もあります。
弊社は、意匠・設備・構造の3つすべての分野を担う総合設計事務所であり、建築設計や施工の監理を包括的におこなうことができ、建物の設計をスムーズに進めることができます。
 建物を設計するなかで、外装・内装の美しさや優れたデザインを追い求めることも重要です。しかし、昨今においては、本来必要とされる建物の機能のみならず、頻発する自然災害に対応できるように建物の安全性を重視することなど、建築設計において過去の経験のみにとらわれない幅広い知識を柔軟に駆使することが、わたしたち建築士にも求められる時代となっています。
 平成19年(2007)頃までは、一級建築士の資格があれば超高層ビルの設計も可能でした。しかし、平成7年(1995)に発生した阪神淡路大震災の甚大な被害は、それまでの建築設計・施工の技術に大きな影響を与え、今までの耐震基準だけでは頻発する自然災害に対応することができないことが明らかとなりました。
そこで、一定規模以上の建物については、高度な構造計算が必要であること、かつ複雑な建築設備を設置することが求められるため、専門知識を有する新たな建築士の資格として、構造設計一級建築士および設備設計一級建築士の資格が設けられ、これら資格者の設計への関与が義務づけられました。
さらに、平成23年(2011)に発生した東日本大震災では、巨大津波による被害が大きかったこと、地震の揺れや、液状化現象、地盤沈下など建物のさらなる安全を確保する必要性も求められるようになりました。
以上のように、変化の激しい現今の時代において建物の安全性や機能性を向上させることが重要であることは、いうまでもないことと思います。ですが、建築設計において重要なことは、設計のなかで生じるコストをいかにして効率よく削減することができるかという点です。外装を美しくしたり、充分な機能・安全性を備えた建物の設計を計画したりする際にも、建築設計に要するコストを度外視することはできません。
弊社は、常に建築設計のコストパフォーマンスの向上を考慮するなかで、構造及び設備設計一級建築士を配置し、その高度な技術力において顧客からのニーズに総合的に対応することによって、高い評価をいただいてきました。株式会社松本設計室は、これまでに積み上げてきた経験と実績、高い技術力を駆使しつつ、これからも顧客の要望に的確に応えることのできる建物づくりを目指していきます。

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